< 初回に配布したレジュメは毎回ご持参下さい。>
今回の重要ポイントは以下の2つです。
(1)グラフの作成
(2)コピー&貼付
(1)グラフの作成方法
レジュメp11 の「表」を作成後、それをグラフにします。
※p11ではセルに「万個」の単位が含まれています。単位は文字ですから、単位も入力するとセル全体が文字扱いとなり、グラフ化できませんので、今回は、数値だけセルに入力します。
※気温は単位が異なりますので、グラフ化の選択範囲から外しました。
来年のエクセル講座では、これらが出来る操作をご説明します。
グラフの作成のポイント!
①表のなかで、グラフにしたい部分を範囲選択する。
②挿入タブ→「おすすめグラフ」 をクリック
※エクセルのバージョンが古いと「おすすめグラフ」がありません。その場合は、棒グラフなど直接選択します。
③作成したグラフの右側に3つのアイコンがあれば、そこからいろいろ設定が変えられます。
参考サイト↓
上は、新しいバージョン「おすすめグラフ」を利用する。
下は、古いバージョン「おすすめグラフ」を利用しない手順です。
参考サイト↓
https://www.tipsfound.com/excel/05001
https://office-hack.com/excel/graph/
(2)コピー&貼付
コピー&貼付は、エクセルに限らず、Windows全般の操作でもベスト3に入る重要な操作です。
操作としては、以下が基本です。
①セルを選択し、右クリック→コピー
②他のセルを選択し、右クリック→「貼り付け」
問題は、「貼り付け」には複数あり、そのうちのどれで「貼り付ける」かが重要です。
特に重要なのは、以下の3つの貼り付けであり、それをご説明しました。
①貼り付けの一番左にある、基本的な貼り付けです。
この貼り付けは、テキスト&書式 の両方が貼り付けられます。
②値 として貼り付け。アイコンに 123 の数値が書かれています。
この貼り付けは、テキスト のみが貼り付けられます。つまり数値のみですから、色などの書式は除外されます。
それから、計算式の入ったセルをコピー&貼付した場合には、計算結果の数値をそのまま手入力したのと同じで貼り付けられます。
③リンク貼り付け
これは、アイコンに「鎖でつながれたマーク」が書かれています。
つまりコピーしたセルに表示されているものがそのまま連動して貼付られます。
※2つのセルは、鎖でつながれているので、元のセルを引っ張れば、それに伴って変化するという意味です。
<5回の入門講座 を終わって>
お疲れ様でした。厳しい授業によく耐えられましたね。
通常、最終回は、今までの総復習を行いますが、今回は、まだご説明していない重要な項目を行いました。
5回の入門講座 を終わった印象として
「エクセルは、覚えることが多いけど、いろいろ出来て面白い」に近い印象を持たれたら続けてエクセル講座を受講して下さい。
独学でエクセルを始めるよりも、この講座を受けながらエクセルを進めた方が有利なのは間違いありませんが、覚えたことが身につくには、繰り返し同じ操作を行うことが必要です。
※総復習は、エクセルの後半の講座の第1回 12/21(土)に行います。
総復習の主な内容は以下です。
今回の重要ポイントは以下の2つです。
(1)住所録の作成方法
(2)セルの書式設定
(1)住所録の作成方法
レジュメp10 の「名簿」の作成では、
①氏名の入力の際、姓と名との間にスペースを入れること。
②住所欄を入力する方法としては、文字入力「あ」の状態で郵便番号を入力し、変換すると、住所が町名位までは、自動入力できます。
※全部手入力するより、早く住所が入力できます。
参考サイト↓
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/serial/exceltips/1177929.html
③セルの中で、強制的に改行する方法
改行したい場所にカーソルを置き、<Alt>キーを押し続けている間に、 <Enter>キーをクリックします。
参考サイト↓
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/2473659
(2)セルの書式設定
★配置
セル内に文字を全て収める方法は、2通りあります。
①折り返して全体を表示する
②縮小して全体を表示する
参考サイト↓
https://getnavi.jp/business/61521/
★分数
0.5 または、1/2 と入力して、1/2 と表示させたい。
表示形式で、「分数」を選択後に、0.5 または 1/2 と入力します。
※表示形式で「分数」を選択していないと、1/2 と入力すると 1月2日と日付として表示されます。
(3)
数値を文字扱いにしたい。全角の数字だけをセルに入力したい。
・数値を単純に文字列にするには、セル入力の最初に シングルクォーテーション「'」を入力し、それに続けて数字を入力する。
※シングルクォーテーション「'」 はShift + 「7」のキーで入力できます。
参考サイト↓
https://www.moug.net/tech/exopr/0031015.html
<次回について>
・→レジュメp10 名簿 の表を完成させて来て下さい。
・→レジュメp11 の表も作成してきて下さい。
※最初は、とにかく入力して下さい。思うようにいかない箇所をご質問下さい。
最終回ですので、総復習を行います。
本講座でご説明した内容をチェックしてきて下さい。
前回のご質問を受けた後に、今回のポイントをご説明しました。
今回のポイントは以下の2つです。
(1)計算式の作成
(2)セルの書式設定
(1)計算式の作成
レジュメp9 の「残高」の列には計算式を入力しますが、前回これが理解できない方が多かったので、今回計算用資料を1枚を配付しました。(※この記事の下に同じものをアップしてあります)
参考サイト↓
https://dekiru.net/article/12457/
http://121ware.com/qasearch/1007/app/servlet/qadoc?QID=20428
(2)セルの書式設定
参考サイト↓
https://www.724685.com/word/wd160113.htm
<注意!>文字入力(カーソルがセル内で点滅している)時は、セルの書式を設定することは出来ません。
<次回について>
(1)「セルの書式設定」について、追加説明
(2)表(名簿、住所録)の作成方法
をご説明します。
★第3回でご説明してから使用しますが、青色の文字のセルに、計算式を入力します。 ※下図上でクリックすると、拡大表示になります。
前回の復習をした後に、今回のポイントをご説明しました。
(1)
レジュメp6
①「クイックアクセスツールバー」とは?
②「クイックアクセスツールバー」に、以下の四則演算用のアイコンを追加する。
= + - * /
※クイックアクセスツールバー右端のボタンを押し、メニューから[その他のコマンド]を選ぶと、下の参考図の画面が表示されます。
参考図-エクセル① ↓
参考サイト↓
https://support.office.com/ja-jp/article/%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%83%83%E3%82%AF-%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9-%E3%83%84%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%92%E3%82%AB%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%81%99%E3%82%8B-43fff1c9-ebc4-4963-bdbd-c2b6b0739e52
(2)
レジュメp5
セルを移動する方法
右セルに移動 <Tab>キー
下セルに移動 <Enter>キー
反対方向に移動 <Shift>キーを押した状態で<Tab>キー・<Enter>キー
参考サイト↓
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/serial/exceltips/1107426.html
(3)
レジュメp9 入出金表
<残高>の列には、計算式を入力しますが、残高 5000の下のセル<G3>に計算式を入力し、その計算式をその下のセル<G4以降>に、コピー&貼付 します。
参考図-エクセル② ↓
参考サイト↓
https://www.tipsfound.com/excel/02001
<次回について>
上記(3)計算式の作成 は、慣れないと理解するのに時間が必要です。参考図-エクセル② を次回までに何度かご覧下さい。
次回再度ご説明します。
※この計算式が理解できるかどうかが、エクセル上達の分岐点となります。
初回のため、レジュメを配布し、アンケートを取らせていただきました。
エクセルが全く初めての方が、6-7名いらっしゃいますので、まったくの初歩から始めることにしました。
レジュメp2-3で、エクセル構成と用語説明を中心にご説明しました。
それ以外に今回のポイントは以下です。
(1)
数字には、全角と半角とがあります。
半角の数字は「数値」と呼びます。
計算の対象になるのは、「数値」のみです。
(2)
セルに表示される内容と「数式バー」に表示される内容が異なる場合があります。従って、両方を見比べる習慣をつけます。
※異なる場合が、エクセルのキーポイントです。
例えば、10/19 とセルに入力し、Enterキーで確定すると、
数式バーには、2019/10/19 と表示されます。
しかし、セルには、以下のどれかで表示されます。
①10/19 ②10月19日 ③2019/10/19
この3種類の表示は、数式バー の 2019/10/19 を意味していますが、<表示>の方法が異なっているということです。
(3)
オートフィル
入力したセルの右下角にマウスポインタを重ねると、「+」の形に変化します。その時にマウスを押し続けながら下または右にドラッグします。
参考サイト↓
https://www.sony.jp/support/vaio/guide/excel/002.html
<次回について>
※10/26土曜日は休講のため、次回は11月2日(土)です。
次回までに、レジュメのp9をエクセルに入力してきてください。