最終回のため、受講された方から、ご質問を受け、お答えした後は、配布した血圧の表の作成方法をご説明しました。
配布レジュメの「1基本」の29項目の内、60%を理解した方は、入門講座をクリアです。
※基本の29項目は、来週からの講座でも折に触れ再度ご説明します。
今回ご説明した主な内容は以下です。
(1)レジュメNo.23 セル内で改行
<Alt>キーを押した状態で<Enter>キーをクリック。
参照サイト↓
https://office-hack.com/excel/cell-newline/
(2)レジュメNo.29 データの並べ替え
Point!
データを並べ替えるときは、項目行も含め行番号をドラッグして選択してから行います。
(3)レジュメNo.26
1行目は項目行にするのが原則ですが、
タイトル行を1行目に入力したい場合は、2行目は空白行にし、3行目を項目行とします。
(4)レジュメNo.28 罫線の挿入は、表が完成した後に行う。
※罫線の挿入は、手書きに近いやり方もあります。
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/serial/exceltips/1127927.html
(5)コピー&貼付 の1つ、「値として貼り付け」
※数式の入っているセルは並べ替えをするとエラー表示になることがあります。そのため、数式の入っているセルについては、その隣のセルに、「値として貼り付け」を行い、数式の結果を手入力したのと同じ「値として貼り付ける」することにより解決できます。
(6)列の非表示、再表示
※現在の作業や入力に必要のない列は非表示にしておくと間違えませんので、作業がはかどります。
・列番号を右クリック→非表示
・再表示は、非表示の左右の列番号をドラッグし、右クリック→再表示
※行の非表示、再表示も同様
(7)セルの書式設定→表示形式
2018/12/16 と 平成30年12月16日 は同じ日ですから、表示の仕方を変えることにより、入力し直さなくても「表示形式」で変更できます。
<エクセル入門講座を終わって>
4回の講座お疲れ様でした。
初めてエクセルを習った方は、「面白いけど、覚えることが多い」、といった印象だったかもしれません。
入門講座では、「エクセルは面白い」というイメージをもたれることを第1の目標としてご説明しました。
次週から入門レベルから初級レベルに移りますが、レジュメの「2便利ワザ」が中心です。
次回の講座から参加される方もいらっしゃるので、入門講座の確認を次回の最初に行いますので、レジュメを引き続きご持参下さい。
前回休まれた方が4名いらしたので、前回の復習も含め、以下の操作をご説明しました。
(1)クイックアクセスツールバーにアイコンを登録する方法。
講座では、桁区切りのカンマ「,」を登録する方法を行いました。
参照サイト↓
https://office-hack.com/excel/quick-access-toolbar/
https://office-hack.com/excel/quick-access-toolbar/
なお、桁区切りのカンマ「,」は、「ホーム」タブの真ん中辺りにアイコンがありますので、アイコンがある場合は、アイコンを右クリックして、「クイックアクセスツールバーに追加」をクリックして登録することも出来ます。
(2)オートフィル
エクセルでは、非常によく使う操作方法の1つです。
・セルに入力し、そのセルの右下角にマウスポインタを合わせると、マウスポインタの形状が黒の十に変化します。この状態で、下か右にドラッグします。
なお、上記の操作を<Ctrl>キーを押しながら行った場合はどうでしょうか?
数値ではなく、日付の場合はどうでしょうか。
参照サイト↓
https://www.sony.jp/support/vaio/guide/excel/002.html
(3) ワークシートを追加挿入する方法
ワークシートの見出しを右クリックして挿入する。
参照サイト↓
https://dekiru.net/article/12143/
(4) 表の合計欄に合計額を自動計算させる方法
※サンプルファイルの、「支店別売り上げ」のワークシートを使って実際に以下を試して下さい。
①
結果を表示したいセルをクリックし、= をまず入力し、合計したい最初のセル選択後、クイックアクセスツールバーに登録した、+ のアイコンをクリックし、次のセルをクリック これを繰り返す。
合計欄セルに結果が表示されたら、その合計欄セルにオートフィルを使って、隣の合計欄セルに入力。
②
結果を表示したいセルをクリックし、ホームタブの右端の方にある、Σ(オートサム)をクリック。
③
例外的な方法
表全体を合計欄も含めて、範囲選択し、Σ(オートサム)をクリック。
(5)
※今日の日付をキーボードから入力する方法。(ショートカットキー)
<Ctrl>キーを押している状態で <;>セミコロンキーをクリックする。
(6)
平均値を求める関数は、AVERAGE
参照サイト↓
http://www.eurus.dti.ne.jp/~yoneyama/Excel/kansu/average.htm
四捨五入を求める関数は、ROUND
参照サイト↓
http://www.eurus.dti.ne.jp/yoneyama/Excel/kansu/round.htm
(7)
範囲指定してから入力する方法
表に文字を入力する場合、文字入力する部分を範囲指定してから文字入力をする場合と、ただ入力する場合とどう違いますか?
Point! 範囲指定したら、その状態から入力します。最初のセルをクリックすると、範囲指定が解除されます。
<次回の内容>
入門編の最終回ですので、①今までの復習、②配布した表の作成方法、③レジュメの基本項目 を行う予定です。
前回の復習後、主にレジュメのNO10、18、21を中心に、実際にサンプルファイルを使いながらご説明しました。
今回の講座で一番重要なのは、
レジュメNo18「数式バーとセルの表示とを見比べること」です。
両方を確認することにより、セルに表示された内容が、
①直接入力されたのか、
②計算式が入力されており、その結果によるものか、
これを確認する作業がエクセルの上達の基本です。
サンプルファイルを開いて最初のワークシートで確認しましょう。
4つのセルには、どれも「10」と表示されていますが、その4つのセルを順次クリックした際、数式バー(fx()の右側です。わからない場合は以下の図を参照)を確認すると、
上の3つのセルは、数式バーも「10」ですが、いちばん下のセルは、「=A1」となっています。
https://isogo-pc.jimdo.com/操作方法ー参考図/
※「=A1」とは、A1のセルが変化すると、それに伴って同じに変化すると言うことです。
※「=」はこれから数式を入力するという意味ですが、必ず半角で入力するのがルールです。
ところが、キーボードから入力すると、文字入力の状態だと、「全角の =」が入力されます。
←全角と半角の区別は難しいです。
従って、「半角の =」は、キーボードからは入力せずに、クイックアクセスツールバーに「半角の =」を登録して、それをマウスでクリックして入力するのがベストです。
今回の講座で二番重要なのは、
クイックアクセスツールバーに「=,+,-,*,/,(,)」を登録することです。
クイックアクセスツールバーに登録する方法は、ワードと同じです。
私のワードの教材をお持ちの方は、質問16(p82~87)を見ながら、エクセルのクイックアクセスツールバーに「=,+,-,*,/,(,)」を登録して下さい。
これが、数式入力の王道です。
<次回の内容>
今回、練習として作成する表を配布しましたが、時間がなかったので、次回までに実際に作成してみて下さい。
初回のため、レジュメを配布して、エクセル全般に必要な操作方法をご説明し、後半は具体的な表を作成しました。
入門講座終了時に、この表がご自分で作成できるように成れることが目標ですので、昨日の段階で疑問点があっても大丈夫です。
次回の後半も、昨日と同じような表を具体的に作成します。
レジュメのNO1~8、12、14~17、19 を実際にエクセルを開いて試してください。
この一つ前の記事でサンプルファイルを、PCを持参されなかった方は、ご自宅のPCにもダウンロードして下さい。
・講座中にエクセル画面の各名称がわからないと戸惑います。
エクセルを開いたときの各名称を以下で確認して下さい。
https://isogo-pc.jimdo.com/操作方法ー参考図/
※上記参照図(左側の図上で)クリックすると拡大画面でみられます。
<次回の内容>
レジュメの レベル<基本>の項目をサンプルファイルを使用してご説明します。
エクセルが「全く初めて」の方を対象としたエクセル入門講座です。
皆様、以下のことを意識しながら受講して下さい。
(1)エクセルでどんなファイルを作成したいか?
①計算
②住所録等表作成
③グラフ
④日記等日付(順序、日数計算)
(2)家庭でのエクセル活用法
①家計簿
②町内会の会計
③旅行の記録
④名簿(グループ活動)
⑤備忘録
★重要ポイント集★
A数値と文字の区別(文字は半角と全角を区別する)
B コピー&貼付(ペースト)を活用 →※手入力は 極力しない。
C 操作方法:①マウスを使用する方法 ②キーボードを使用する方法とがあるので、最初はどちらか得意な方を1つ覚えて下さい。
D 元に戻るキーを活用する。