前回の復習・追加説明を行った後、今回の新しい内容は以下でした。
(1)
「インデントマーカーとは?」
テキスト 質問(10):p58~
p58図のように、インデントマーカーには3種類あります。
一番重要なのが、「1行目のインデントマーカー」です。これは各段落の頭出しの位置を決めます。
<確認!>インデントマーカーは、「ルーラー」上に表示されます。従って ルーラーを表示させておく必要があります。p14
(2)
「タブ」 と「字下げインデントマーカー」の相違点
テキスト 質問(11):p64~
・共通点:どちらもスペースを入力せずに文字を右へ移動できる点。
・異なる点:
①「タブ」は文字列の途中にカーソルを置いて行います。
②「字下げのインデントマーカー」は、文頭文字を右へ移動する場合です。
つまり、文頭では、「字下げのインデントマーカー」、文中では、「タブ」を使用します。
<注意!>
文頭の字下げにタブキーを使用して、トラブルになるケースをよく見かけます。
(3)ルーラーの左端に 「 L 」のマークがあります。こ
れは何ですか?
テキスト 質問(12):p66~
右揃えのタブを設定したい場合の手順は以下です。
①
文字をベタ打ちで入力します。p68図
②
3つの行を範囲指定します。p69下図では、先にタブキーを1回押してありますが、押してない状態でもOKです。
③ルーラー左端のマークを 右揃えのタブに変更します。p70
※②でタブキーを押してない方は、ここで各行にタブキーを入れます。
(4)表作成
基本的な表作成方法
参考サイト↓
https://office-hack.com/word/word-table/
表の作成時に、御質問の多いのは、
文字の位置をセルの中央(上下且つ左右の中央)に配置する方法です。 質問(21)p104~
Point!表の作成は、ワードよりもエクセルの得意分野ですので、ワードの中に表を入れる場合や住所録のような表だけ作成する場合は、エクセルを利用した方がベターです。 テキストp112~(講座ではご説明しませんでした。)
なお、H様より、消しゴムツールの出し方についてご質問がありました。
回答:表作成のための2タブのうち、レイアウト → 罫線の削除 です。
参考サイト↓
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11188783821
< ワード講座 全5回を終わって >
皆様、お疲れ様でした。
ワードは複数の段落で構成されていますので、まず段落を意識することが一番大切です。
①そのために、段落記号を常にチェックします。
②次に、ルーラーとグリッド線を表示させて作業をすること。p14
③編集記号を常にONして作業を行うこと。p20-22
毎年ワード講座は、基礎編5回、レベルアップ講座編5回、全10回行っていますが、今年は半分の回数で行いました。
ご説明出来なかった分は、来年の講座でご説明する予定ですので、来年も受講していただきたいと思います。
※ワードでいろいろ作成していただき、疑問点をメモして置いて下さい。来年それを一緒に解決しましょう!
又お目にかかれる日を楽しみにしています。
前回の復習・追加説明を行った後、今回の新しい内容は以下でした。
「行間」について
①テキスト 質問(6):p36~38
・<1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる>の意味は? p36-37
・この初期設定では、ONになっていますが、OFFにするとどう変化しますか? p38
・簡単に言うと、OFF にすると、文字列はグリッド線の間隔とは無関係になるので、文字の大きさ・ルビ等に基づき行間が自動的に決められます。
例えば、文字にルビを振った行がある場合、その行だけが前後の行との間隔が広がります。
②テキスト 質問(7):p48~49
p49図のように、
①段落と段落との行間隔、
②段落が複数行の場合、その段落内での行間隔
①、②の設定が別になっています。
その他
・「段落番号」 の使い方
各段落に番号を自動的に振ってくれます。
参考サイト↓
https://www.jpita.or.jp/simin/index.php?wordziten24
Point!
段落番号は、文字列入力時には番号を振らず、全て文字入力後に纏めて選択して段落番号を振ると簡単です。
なお、既に入力した段落番号を変えずに、改行して補足説明したい場合のやり方は2つ。
①段落を変えずに改行 p22、p32-33
②段落を増やした後に、「インデントを増やす」キー(または「Tab」キー)をクリックすることにより、階層を下げることにより、段落番号を元に戻せる。→ 参考図
・「ページ設定」のダイアログボックスを表示する裏技 p136
<次回について>
最終回ですので、「タブ」についてご説明した後に、今迄の総復習を行います。
タブ関連のテキストページは以下です。
テキスト 質問(9):p54
と
テキスト 質問(11)・(12):p64~73
一読してきてください。
最初に、アンケートに書かれたご質問にお答えしました。
今回の新しい内容は以下でした。
★読めない漢字の入力方法
タスクバー右端の「あ」を右クリック→「IMEパッド」を開く→「手書き」を選択し、マウスで枠内に文字を手書きします。
Point!
・文字を半分ぐらい書いた時点で既に候補一覧に表示されていることが多いです。
・候補一覧の文字にマウスポインタを当てると(クリックしない)、音読みと訓読みが表示されます。
★住所録・名簿は、①エクセル、②ワードのどちらで作成したほうがメリットがあるか?
結論:エクセルの方がメリット大。
★3Dモデル:ワードのバージョン2019から新設された。
<挿入した画像を立体的に360度回転が可能>
・挿入方法:「挿入」タブ→「3Dモデル」のアイコンをクリック
参照サイト↓
https://www.pc-koubou.jp/magazine/15982
<次回について>
「行間」についてご説明します。
ワードで質問が最も多い点です。
テキスト 質問(6):p36~38
と
テキスト 質問(7):p42~49
を一読してきてください。
今回の新しい内容は以下でした。
★「段落」とは。テキストp30~31
※段落 を理解することが、ワードを理解する最大のポイントです。
そのためには、段落の編集記号 とはどんな記号かを覚えて下さい。p22
★ 画像の挿入 テキストp98
★ サンプル文書の入力方法 P134
=rand()
★ 新しい段落を作ると、その設定は、直前の段落の段落書式と文字書式を引き継ぐ。
※現在の段落の末尾で、エンターキーをクリックして、段落を新たに作成するることを「改段落」と呼びます。
単に改行-段落内改行 と区別するためです。p32-34
※改段落した際に、前の段落の書式を引き継ぎたくないときは、ホームタブのスタイルグループの左端、標準 をクリックします。
参考サイト↓
https://xtech.nikkei.com/it/pc/article/knowhow/20111227/1039974/
◎次回までの宿題は以下です。
配布したサンプルファイルにキンモクセイの画像を挿入してあると思います。それを栗の画像に変更して下さい。
栗の画像は、この記事の下にあります。
☆次回画像を変更できた方は、印刷して私に見せて下さい。
●受講者のI様からの御質問に対する回答です。
Q:DellのPCでファンクションキーを優先するための操作方法は?
A:<キーボードの左下にある「Fn」キーと、キーボードの左上にある「Esc」キーを同時に押す。>
もし、同時押しでうまくいかなかったら、先に「Fn」キーを押し続けた状態で、キーボードの左上にある「Esc」キーをクリックしてください。
因みに、LenovoのPCでも同様の操作で、ファンクションキーを優先に変更できます。
★サンプルファイルを配布し、次回までにこれを作成してきてもらうことにしました。
従って、基本操作及びこのファイルを作成するのに必要な操作をメインにご説明しました。
今回重要な内容は以上です。
★次回講座の前半に、今回の復習を行いますので、今回わからなかった箇所はメモしてください。
今回の知識を活用して、次回までに、紙で配布したサンプルファイルを作成してきて下さい。
☆全体的にみて、概ね同じに作成できれば、合格です。
下図は、昨日配布したサンプルファイルです。
クリックすると拡大されます。