前回の復習を行った後、以下をご説明しました。
(1)
サンプルファイルの作成方法
①テキストボックスの内部余白の調整方法は → こちら
②段組についての以下のご質問
Q:
「範囲指定し 2段組にした後、以前の1段組に戻すと、全ての文字が2段組のまま、左の段に全ての文字がきてしまう。」のは なぜ?
A:
「左の段に全ての文字がきてしまう」ということは、部分段組から全文段組に変更になったことを意味します。
なお入力した文全体を範囲段組にしたい場合は、最後の段落記号を範囲に含めないことです。
※文末で<Enter>keyをクリックし、空の段落を追加し、その段落を範囲に含めない。
<段組を解除する場合の注意点>
段組みを解除するには段数を1段に変更すればOKです。しかし、そのままではセクションの区切りの設定は残っています。
もう一度段組みをやり直したい場合は、すべて1段にした後、「セクションの区切り」という編集記号をDeleteキーで消すのを忘れないでください。
※編集記号をONにしておかないと、セクション区切りの編集記号が表示されないですよ。
(2)
セクションの区切り
※1つのファイルの中で 用紙サイズ、縦書き・横書きを混在出来る技。
参考サイト
https://www.fmworld.net/cs/azbyclub/qanavi/jsp/qacontents.jsp?PID=5210-4717
(注)セクションの区切りを削除した場合、後のセクションの「ページ設定」が前のセクションにも適用になります。
(3)
次ページに1行はみ出た場合の対処方法
教材 質問24 p120 参照
※教材に載せていない以下の方法もご説明しました。
選択した文字列の文字間隔を調整する。↓
(4)
句読点を半角にする方法。
※句読点を半角にすることにより、結果として行数を減らすことが出来ます。
教材 p110-111
<最終回を終わって>
レベルアップ講座では いろいろなテクニックを覚えて頂きましたが、ワードの基本は、「段落」にあります。
ワードのご質問の殆どは、「段落」の理解不足が原因です。
テキストは、「段落」の説明に重点を置いています。
ワードが楽しくなるか、理解不能となるかの分かれ道が「段落」です。
受講者の中で、特にTさん、Kさん、Sさんは、上達されたのが私にも伝わりました。
ワード3ヶ月間 お疲れ様でした。
前回の復習を行った後、以下の項目をご説明しました。
(1)
テンプレートして保存 ※テキストには説明ありません。
ワードを新規作成した場合、通常既定のA4サイズ、横書、行数36 で開きます。
はがきを作成する場合など、この既定の設定から「ページ設定」で用紙サイズ、余白等を変更するのは大変です。
そのため、自分好みのひな形を作成しておくと、時短になります。
ワードのバージョンが2013・2016と2010とでは操作方法がかなり異なります。バージョンが2013・2016の方がわかりやすくなっています。
①2013・2016の場合
テンプレートとして保存したいファイルを作成する→
ホームタブ→
名前を付けて保存→
「参照」クリック →
ファイルの種類▼ から「wordテンプレート(dotx)を選択→
「ファイル名」を入力→
保存。
以上です。
※開く方法
ワードを起動する→新規→ 「個人用」をクリック。
②2010の場合
参照サイト↓
https://hamachan.info/win7/word/template.html
注意
以下も参考にして下さい。↓
名前を付けて「テンプレートとして保存する」場合の保存フォルダ
<第4回、最終回について>
紙で配布しました具体的ファイルを完成させたいと思います。
今回概ねご説明しましたので、出来るところまで作成したら印刷してご持参下さい。
前回の復習を行った後、以下の項目をご説明しました。
(1)
テキスト p36
質問(6) <ホーム>タブにある、「段落」のダイアログボックスを開くと、「インデントと行間隔」のタブに<1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる>という設定項目がありますが、この項目が有効と無効とでは、何が違いますか?
この設定は、初期設定でONになっていますので、この項目を意識していない方は、注意が必要です。
グリッド線を表示している場合は、この項目をOFFにするだけで、行間隔が適当に狭まり、長文の場合、ページ数を減らすことが出来ます。
ここでも気をつけるのは、設定が段落単位ということです。
ワードが理解出来ない方の多くは、設定が段落単位であることを意識しないのが原因です。
全ての段落に同じ設定をする場合は、まず 全ページを選択 <Ctrl>+<A> p130③ する必要があります。
(2)
ホームタブにある、左揃え、中央揃え、右揃え、両端揃え、均等割り付け
の違いを確認しました。
初期設定では、両端揃え が選択されています。これは、左揃え と似ていますが、違います。
上手に行かないときは、文字揃え が上記のどれが選択されているかチェックしましょう。
この設定も、段落単位であることに注意しましょう。
参考サイト↓
<第3回について>
具体的にファイルを作成したいと思います。
次回講座の開始時に配布します。
*8月11日はお休みです。次回は8月18日です。
追記
※今回以下のご質問がありました。
白紙の新規文書作成時の<フォントやフォントサイズの初期設定変更>は、テキストp88 質問(17)の「標準スタイルの変更」で対応出来ますが、
これに加えて、<行数や用紙サイズ等も最初から自分で決めたもので新規作成したい>
というご質問でした。
これについては、次回ご説明します。
①
範囲選択する方法として、マウスでドラッグする以外に、ダブルクリック、トリプルクリックが便利です。
→ p78
②
通常、コピー&貼付、切取&貼付の操作には、アイコンを使用しますが、
ワードではこれを省略した、ドラッグ&ドロップ、または<Ctrl>key を押しながらドラッグ&ドロップが便利です。
→テキスト p130④、⑤
(2)テキスト問題(17)
新規作成文書のフォント、フォントサイズを変更する技
→p88
(3)各ページの背景に画像を挿入する技。(テキストには記載ありません。)
①ヘッダ、フッタを表示する。
②図・画像を挿入する
③図・画像を移動する
④図・画像用ツール「文字列の折り返し」で背面を選択。→テキストp98
⑤図・画像の色を薄くする
⑥ヘッダフッタを終了する
参考サイト↓
これの応用で、
※手書き用の便箋の作成も、K様からのリクエストでご説明しました。
サイトには私と同じやり方がありませんので、次回再度ご説明します。
今回参加された方で、便箋ができた方は、プリントして次回ご持参ください。
追記:手書き用便箋は、1ページだけ作成できればいいので、画像はヘッダフッタで挿入する必要はなく、通常の画像挿入のほうが簡単です。
ワード
「線種とページ罫線と網かけの設定」の画面を出す手順図